CANONから、天体撮影に適した、フルサイズミラーレス一眼カメラ、
EOS Ra
が、発表されました。
ベースになったカメラは、EOS Rになります。
天体撮影専用とは、CMOSセンサーの前面にあります、ローパスフィルターの特性を、
EOS Rと比べてHa輝線透過率を、約4倍にまで高めた仕様になっています。
このことにより、バラ星雲、カリフォルニア星雲などの赤みの強い星雲の撮影時に、
特殊なフィルターを使用せずに、高精細な撮影が可能になりました。
ただし、天体撮影専用であるため、一般的な被写体を撮影しますと、
赤みの強い撮影画像になり、適切なカラーバランスが得られず、部分的な色むらも
発生することがあります。
他にも、常用ISO感度を100~4000として、夜空の撮影時に高感度にしても、
ノイズの少ないクリアな描写が可能なりました。
天体撮影に適したフルサイズミラーレスカメラ、EOS Ra
2019年12月上旬発売予定です。
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