PENTAX「フィルムカメラプロジェクト」製品化への開発段階へ

フィルムカメラの生産はほとんど無くなり、デジタルカメラが主流と言ってもいいくらいに、
なっていますが、リコーイメージング株式会社では、「PENTAX」ブランドにて、
フィルムカメラの開発検討を行っている、

フィルムカメラプロジェクト

が、次のステップに移行し、製品化に向けての開発段階に入ったことを、
３月１日（金）に発表がありました。

「フイルムカメラプロジェクト」は、２０２２年１２月に、若年層を中心に
人気が再燃しつつあるフィルムカメラを、新たに創り出そうと立上げ、
開発検討を行ってきました。

開発中の製品は、３５mm判コンパクトフィルムカメラとなる予定で、
仕様面では、縦位置構図を基本とし、フィルム１コマに２コマ撮影できる
ハーフサイズフォーマットを採用、巻き上げレバーによる手動フィルム巻き上げ方式、
巻き戻しクランクによる手動巻き戻しにも対応、そして、手動で設定可能な
ゾーンフォーカス方式も採用されます。

ただ、これらの仕様は「開発時点」のことであり、予行なく変更することもあります。

発売は、２０２４年夏ごろを目指して、開発を進めているそうです。

開発検討中でも、国内外の多くのフィルムカメラファンの方々からの声が寄せられ、
その声に応えるべく、正式発表に向けて製品開発を進めていくそうです。