桜の季節も終わり、新緑がまぶしくなる季節になりました。
木々の葉の緑色をより鮮明に写し出す用品として、あげられるのが
PLフィルターです。
別名、「偏光フィルター」と言いまして、乱反射した光をさえぎる働きがあります。
よく、釣りをする方が、水面の乱反射で見にくい状況を良くする為にかけるメガネが
偏光グラスと言いますが、それのレンズ版といった感じでしょうか。
では、どのように写るかと言いますと、被写体に反射した光は、写真上では、
薄っすらと白っぽく写し出されるのです。
それが、青空を少し白っぽくなったり、水面に少しテカリを出たりするのです。
その乱反射の光をおさえて、本来の青空、テカリのない水面を
写し出すようにするのが、PLフィルターと言うわけです。
PLフィルターの使い方は、いたって簡単です。レンズの前面にねじ込む感じで
取り付け、自分で確認しながら、乱反射が抑えられるところまで、フィルターを
回転させて使います。
その時に、回転しすぎて、フィルターを落とさないように注意してください。
あとは、レンズによって径が違いますので、買うときは、使っている
レンズの径を確かめてから、買うようにしてください。
PLフィルターで、写真の幅を広げて、より自分理想に近い作品が
出来ること思われます。
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