デジタルカメラ(コンパクト、一眼レフ)の記憶媒体として使われている、メモリーカード
このメモリーカードがどんどん高速転送(読み取り/書き込み)が出来るようになりました。
では、高速転送によるメリットといいますと、
1 RAWといった1枚当たりの容量が大きくても、書き込み時間が短くなる
2 動画撮影でも、スムーズに行える
3 パソコンへの転送時間が短くなる
といったように、読み取り/書き込みの時間が短くなるというのが、最大のメリットです。
では今現在、どのくらいまで高速になっているか、調べてみました。
まずは、CF(コンパクトフラシュ)カードについてです。
「UDMA」という規格で表示され、今現在の最速はUDMA7、転送速度は書込み時で
最大100MB/秒、読取りは90MB/秒、667倍速となっています。
その下がUDMA6、書込み/読取りが最大90MB/秒、600倍速となっています。
UDMAという規格もありまして、書込み/読取りが最大60MB/秒、400倍速です。
次にSDHCカードです。
SDHCカードは、「CLASS○○」という形で転送速度を表示していましたが、超高速に
対応するため「UHS(Ultra High Speed)」という規格が追加されました。
UHS-1規格は、読取り/書込み最大30MB/秒、200倍速と、
読取り/書込み最大45MB/秒、300倍速があります。
ではCLASS6の転送速度は、読取り/書込み最大20MB/秒、133倍速です。
最後に、メモリーカードを高速タイプに変更しても、カメラ本体が高速転送に
対応していなければ、高速転送は、できません。データーの書込みは、可能ですが
転送速度は、思ったほど変化しません。自分のデジカメがどの規格に対応しているか
事前に調べそれに合ったメモリーカードを使うようにしてください。
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