カメラには、「露出計」と言って、明るさを測る装置が内蔵され、自動的に判断し
適切な明るさになるよう、シャッタースピードと絞りを決めています。
しかし、撮影状況によって、撮影者が意図する明るさに撮れないときがあります。
それを補正するのが「露出補正」といいまして、撮影データには「-1補正」のように表現します。
マイナス補正は、暗い写真にし、逆にプラス補正は、明るい写真にしています。
操作方法は、メーカー・機種ごとに違ってきますが、ここでは、私が持ってる
EOS 40Dについて、説明をしたいと思います。
露出補正の方法は、中央の大きなダイヤルを回して、補正値(プラス・マイナスも含めて)
の調整を行います。ただ、この状態では、露出補正ができません。
メインスイッチをもう1ノッチ左に持っていかなければなりません。
上の写真のように、メインスイッチを「ON」の1つ上に持っていきます。
そして、調整するときは、シャッターを半押し状態にして、指にかけているダイヤルを回して
露出補正を行います。その時に上部の表示板やファインダー内にも補正値が表示されます。
補正幅もプラス・マイナスとも「3分の1」ずつ調整できます。
変化幅につきましては、実際に試してみて自分の目で確かめてください。
露出補正の調整幅になれていない方は、補正値の違う写真を数枚撮影しておくと
撮影後、選ぶことも出来ますし、どのくらい違ってくるかもわかってきます。
露出補正の操作方法は、カメラによって操作方法が違ってきますので、
操作方法を確かめてから、露出補正を行うようにしてください。
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